雲仙温泉「ゆやど雲仙新湯」~昔ながらのおもてなしと料理自慢の宿

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雲仙地獄・硫黄泉の雲仙温泉「雲仙新湯」に宿泊させて頂きました。

■温泉特徴

4本の自家源泉を所有

第1源泉「家族風呂・まどか」(追加料金必要)
100%源泉かけ流し(加水あり?)
雲仙温泉のなかでも一番濃い白濁湯
※貸切専用のため成分などは不明

第2源泉「2階」大浴場
硫黄泉
循環式・加温・加水あり

第3源泉「B1階」大浴場
源泉名:株式会社新湯ホテル
酸性-アルミニウム-硫酸塩泉
pH2.2
成分総計 1.266g/kg
泉温88.0℃
加温なし・加水あり?・消毒なし
源泉かけ流し

第4源泉「露天風呂付客室」月庭
源泉かけ流し
※客室専用のため成分などは不明

露天風呂あり
シャワー水圧強い(流し放題型)
リンス別シャンプー



■温泉クチコミ情報

4つと源泉が異なるとは言え、実際に一般利用可能なのは2源泉に絞られます。
第2源泉は循環式のため、雲仙にしてはあまり浴感に乏しい状態でしたが、温泉に関しては、第3源泉はとてもよかったです。
また、内湯と外の露天風呂が扉で区切られていますが、お湯は繋がっているのもユニークでした。
なお、シャワーの水圧がとても強かったです。
シャワーフックにはまっているシャワーヘッドが水量の圧力で、だんだん上に向いてしまうくらいでして、髪の毛が多い小生は、水圧が弱いとシャンプーが頭皮に残りやすいため、非常に助かりました。好印象です。

■施設

クルマは玄関で係員さんに託す方式で、車のカギも渡しますが、すぐ近くに止めてありました。

最近はバンキング料理やらサービスの簡略化などを行っている旅館も多い中、昔ながらのサービスを続けている温泉旅館と言うおもてなしです。
例えば、部屋への案内だけでなく、別の従業員による荷物運び、女将さんが夕食時に挨拶に来られるなど、ある意味、懐かしさを感じました。
さすが、創業して100年以上の伝統がある「雲仙新湯」さんと言ったところです。(建物が100年以上と言う事ではありませんが・・。)
食事も調味料に至るまで既製品は一切使わず、素材そのもので味を出しているとのことで、鯛のしゃぶしゃぶなど、大変おいしかったです。

部屋にはお風呂はありませんでしたが、温水洗浄トイレ付きでOKです。

雲仙地獄と言う湯けむりが上がる火山地帯が徒歩3分と近く、火山地帯を散策もできる温泉旅館です。

雲仙地獄

脱衣所はカゴ式となりますが、スリッパを脱ぐところに、無料の貴重品ロッカーがあります。
ドライヤーと若干のアメニティー類も完備されています。

100%源泉かけ流しの貸切風呂は1箇所のみで、1室50分=1000円~となり、予約制です。
フロントのあるロビーにはお土産物などの売店も併設されています。
また、1階にジュースやビールの自動販売機あります。

雲仙地獄

宿泊される場合には、下記をご参考頂けますと幸いです。

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※写真は施設HPより拝借。

■訪問時料金

近所に「雲仙新湯温泉館」と言う日帰り温泉施設があるため「ゆやど雲仙新湯」(800円)は現在、日帰り入浴の受付をしていないようです。
ちなみに、雲仙新湯温泉館は大人100円、子供50円と超格安。
硫化水素型単純硫黄酸性泉で、pH2.4。

公式HP

■アクセス

雲仙の温泉街の南端で、クルマの音もしないので、まったく気にならないです。
玄関は下記の地図ポイント地点となります。
地図は縮尺を変えてご覧頂けますと幸いです。

雲仙地獄の散策も楽しめるところですので、暗くなってから到着と言う事ではなく、少し早めにチェックインしたいところです。
「雲仙地獄」はグルッと散策すると約60分くらい必要です。

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