黒川温泉・瀬の本高原「三愛高原ホテル」標高920mから阿蘇山を望む絶景展望露天風呂

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熊本県は黒川温泉の温泉ホテル「三愛高原ホテル」(さんあい-こうげんホテル)は、黒川温泉街からは離れますが阿蘇山を望む絶景の露天風呂(展望風呂)が楽しめます。

■温泉特徴

源泉名:不明
アルカリ性・単純温泉
成分総計:不明
pH8.14
加温あり・加水なし
一部循環あり・消毒あり
露天風呂あり
シャワーあり
シャンプー類なし
食事提供(昼食提供は3日前までに事前予約必要)



■温泉ソムリエよりの情報

今回は宿泊させて頂いたが、黒川温泉の温泉街からはだいぶ離れたところにある。
源泉温度は49.7度の単純泉で、加温の為循環もしているようだが、湧出量は毎分120リットルと豊富で、かなり放流もある循環式となっている。

とにかく、ホテルの周りには建物は無いので、阿蘇山の絶景が素晴らしい。
特に標高920mとなる露天風呂からの展望は素晴らしかった。
風呂は撮影禁止のため、下記は別途撮影したイメージ写真となる。

三愛高原ホテル

黒川温泉の日帰り入浴は、もともと、宿泊した旅館以外となる、近隣の旅館さんの露天風呂も楽しんで頂こうと言う趣旨で「入湯手形」(温泉手形)がスタートした関係で、日帰り入浴だと基本的に「露天風呂」にしか入浴できない。
よって、内湯などすべての浴室を堪能する場合には、宿泊するしかない。

■施設

ホテルの前の駐車場は、日帰り客でも利用できる。
ホテル玄関を入ってフロントに入湯手形を提出し、スタンプを押してもらう。
フロントのロビー部分が2階になっていて、日帰り利用できる露天風呂へは、奥の階段(エレベーター)から1階まで下がり、館内通路を抜けて「外」に出る。
そして、三愛高原ホテルのとても広い「庭」をずっと先へと50mほど歩いて行ったところに、露天風呂の建物があり、男女別の露天風呂(展望風呂)がある。
天気が良ければ、目の前には阿蘇山の山並みが見え、夜には満天の星空が漂う。
帰りはまたフロント前を抜けて出る。

宿泊した場合には、1階にある展望内湯も利用できるが、露天共々、部屋のタオル持っていくパターンになっている。
客室はオシュレットあり、無料wi-fiあり、冷たい水のポットあり。
朝食バイキングは朝7時からでフライニングOKであったが、レストランのキャパはあるため、混雑すると言う事はなかった。

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シングルベットのシングルルームもあるので、一人客でも気軽に宿泊可能だ。
2016年の熊本地震のあと、耐震補強工事も行いリニューアルした。
貸切家族風呂は50分1000円で宿泊者限定。

宿泊した場合、夜には館内でプロジェクションマッピング【天空さんぽ】を投影したり、『星空さんぽ』(星空観測会)として広い庭に出て、夜空を観察できる催しも毎日開催している。
また、宿泊客向けに黒川温泉街へ無料送迎もある。

※トップ写真は施設より拝借。

■訪問時料金

黒川温泉の入湯手形(温泉手形)を使わない場合の日帰り入浴料金(立ち寄り湯)は下記の通り。

大人[中学生以上]500円(税込)
小人[3歳~小学生まで]300円(税込)
※0歳~2際は無料

■黒川温泉「入湯手形」

黒川温泉にある24軒の旅館の「露天風呂」が対象となっている日帰り温泉(立ち寄り湯)用の「入湯手形」があり、宿泊した旅館や旅館組合の事務所兼案内所で購入できる。
なお、各旅館の内湯には日帰り入浴できず、露天風呂だけ可能と言う事になっている。
3箇所に入浴できて、販売価格は中学生以上1300円、小学生700円。

黒川温泉の入湯手形

日帰り入浴時間は黒川温泉全体で統一されており、通常は朝8時30分~21時となる。
ただし、清掃や工事などでたまたま入浴できない日にちや時間などもあるが、公式サイトにて毎日情報が提供されている。

1枚の入湯手形を複数人では使えないのでひとり1枚の購入が必要だが、6ヶ月間有効のため、また今度来て入浴すると言う使い方も可能。
タオルは持参が必要。
カラン洗い(洗い場)がない露天風呂の旅館もあるため、シャワー設備がないところあり、実質、入浴だけという雰囲気だ。
また、脱衣所も外にある露天風呂が多いため、冬季は湯上り時には寒い。

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■アクセス

JR豊肥本線の場合、宮地駅よりタクシーで約30分となるが、事前予約すると無料送迎してもらえる。
または、福岡(博多駅)から高速バスで黒川温泉、熊本駅・熊本空港からは九州横断バスにて黒川温泉、別府駅・由布院駅からは九州横断バスにて黒川温泉。
そして、ホテルと黒川温泉街の専用無料シャトル便にて、無料送迎可能だが15時から30分おきとなる。
クルマの場合は、下記の地図ポイント地点がホテルの駐車場となる。

冬季は標高920mのため、チェーンやスタッドレスタイヤがあった方が無難だ。

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