ゆめみ処 おふろの王様 相模原店　黒湯の源泉掛け流しを堪能【2017年末に閉店】

おふろの王様「相模原店」は、定期借地権満了に伴い、2017年12月31日で閉店予定となりました。

一言特徴	消毒もない掛け流し有
泉質	ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 pH8.5 成分総計 2.813g/kg
温泉特徴	黒褐色　　加温有 循環式は加水あり 掛け流しは加水なし
露天風呂	○
混浴	×
貸切風呂	×
リンス	シャンプー別タイプ
シャワー	温度固定節水型・圧力普通
ﾍﾞﾋﾞｰﾊﾞｽ	○
施設印象	スーパー銭湯型 日帰り専門
大人料金 価格帯	中学生より 700円～800円
子供料金 幼児	4歳～小学生 300円～350円 0歳～3歳 無料
乳幼児？	子供ポイントに記載
有料個室	×
食事価格	安い（食券・セルフ式）
公式HP	ゆめみ処ここち湯相模原

■温泉クチコミ情報
内湯には各種機能湯などもあるが、お湯はすべて真湯。ただし、ゲルマニウム使用の浴槽はある意味、温泉浴槽よりも体が良く暖まる。
露天風呂はすべての浴槽が温泉供給。つぼ湯が2つと、大きな岩組風呂があるが、この2浴槽はヌルヌル感も強い。ただし、加水有で循環式の消毒有となっている。そして、同じく露天にある円形の浴槽が加温のみで消毒もない源泉掛け流しになっている良湯だ。
サウナは男性風呂には大きめな乾式高温サウナ、女性風呂には乾式とミスト式の2つがある。
※写真は施設HPより拝借

■温泉ソムリエより一言
地下1200mから湧出する源泉は42.6℃で、毎分350リットルと湯量豊富。露天にある円形の浴槽が、加温されているものの、加水なし、消毒なしの源泉掛け流しになっている。
お湯は透明度約15～20cmの黒湯で、ヌルヌルしてまろやか。浸かっていると肌のツルツル感もある。加温があまりされていない時には、湯船の中でハッキリと細かい泡を感じる事が出来るので、天然の炭酸効果を得られる神奈川県では貴重な温泉と言え、とても暖まる。また、源泉投入の湯を手に汲んで臭いを嗅ぐと、僅かに油臭？硫黄臭？もした。相模原・多摩で黒湯掛け流しは貴重であり、湯使いもよくかなりの良湯と感じる。

■施設
2002年に東急系として定期借地権付きでオープン。開業後温泉を掘り2007年8月11日に温泉提供開始。その後、屋根裏の一部に錆が発見された為、全面休館し修理・改装して、2008年4月6日に新装開店した。しかし、客足が伸びず、2009年3月31日で閉館し、相鉄系に売却。一部改装して2009年4月28日に再オープンとなったが、おふろの王様が相鉄系のここち湯4店舗を2014年3月に買収し、6月に看板を「おふろの王様」に変更。ただし、設備的な変更点はない。
ただし、送迎バスが廃止されたり、子供の混浴規定がおふろの王様と統一され子供料金が若干値下げされた他、脱衣所のドライヤーは10円が必要だったが、無料に変更されている。
また、在庫が無くなるのを待ったのか？　シャンプー類が6月中旬に変更され、リンスインから、シャンプー・リンス別に変更された。
靴箱は無料でカギは自分で管理。受付横の券売機で入浴券を購入して、受付に出し、2階に上がると脱衣所がある。
会員になると購入できる10枚単位の回数券もあり、土日祝だと大変お得。
更衣室のロッカーは100円が戻るタイプ。ロッカーが処狭しと置かれている施設も多いが、ここはスペースが広く好感を持てる。
1階が休憩室兼食堂になっており、食堂は食券のセルフ式。料理は券売機のボタンの数にあわせたちょっと少な目のメニューだが、ドリンクバーの設定もあるのがうれしい。
昼寝スペースはちょっと狭くなって約6名分ほど。

■お勧め近隣観光
車で約15分の距離に県立相模原公園・相模原麻溝台公園が合体している大きな公園がある。
展望台や温水プール施設も隣接している。遊具や無料のミニ動物園もあるので、天気がよければ温泉に行く前にお勧め。
なお、冬季には渕野辺公園の銀河アリーナがスケート場になる。

→　相模原公園王国 (相模原市の公園などの総合情報)

■子供ポイント
オムツが取れない乳幼児は浴槽へ入浴できないが、浴室内の洗面道具置き場に「ベビーバス」が置いてあるので、お湯を汲んでのベビーバス入浴は可能。
10歳以上の子供の混浴を禁止しているが、10歳に満たない場合でも身長が135cm以上の場合、混浴禁止。
浴室は滑りやすいので走らないように注意して欲しい。
髪の毛が長い場合は、束ねて入浴しないと係員から注意を受ける。マナーを守って利用したい。

■アクセス
無料送迎バスは廃止された模様。
相模大野駅～JR相模原駅間を走る神奈中路線バス(相05系統)も、昼間20分おきに運行されているので便利。松が丘バス停から徒歩1分。
車の場合は無料駐車場が180台完備。