花粉症に温泉は効くのか~沐浴による花粉症対策と体質改善

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花粉症に温泉は効くのか

私は、毎年3月になると花粉症の薬が毎日欠かせない「花粉ゲッター」でございます。
温泉は健康増進にも良いと、このサイトでも色々とご紹介しておりますが、単に温泉に入るだけでは花粉症に効果があったと言う効き目は実感できずにいます。

しかしながら、入浴を花粉症に生かす方法と申しましょうか?
花粉症対策の為のオリジナル入浴方法を温泉ソムリエの私がご紹介申し上げます。

温泉入浴だけでは根本的な花粉症対策にはならない

これは私の実体験から申し上げる事ですが、温泉に入る事じたいで、花粉症が軽くなると言う事はありません。
逆に、花粉が飛ぶ時期に「露天風呂」に入りますと、マスクをして入浴する訳にもいかないので、花粉がひどくなります。
そのため、3月~4月はなるべく「内湯」だけに入るようにしているくらいです。

そもそも、花粉症は「アレルギー」でして、中国から飛来するPM2.5などの大気汚染も大きく関与しています。
人間の体が病気になったなど、体内の問題と言うよりは「空気の問題」ですので、温泉に入浴する事で何らかの効果が期待できるとまでは言えないようです。

ただし、1つ言えるとこは、杉(スギ)の木は、高所には生えません。
そのため、草津温泉など標高が高い地点の温泉に入る事は、スギ花粉が少ないところでもあり、また空気の汚染が少ないところでもあると言えます。
そんな環境の良い所で免疫力を高められると言う点では、高所における温泉入浴は効果があるとも考えられます。
しかしながら、泉質による違いなどはないと推測致します。



入浴法では有効な花粉症対策がある

温泉に単に入浴する事では対策にはなりませんが、温泉に限らずご家庭のお風呂場でも「入浴する方法」によっては、花粉症だけでなく「アトピー」などのアレルギー、そして「風邪対策」にも有効な方法がありますので、ご紹介したいと存じます。

夏でも涼しい冷房(クーラー)で快適に過ごせたり、寒い冬でも暖かい暖房でぬくぬくと生活できる今の日本では、日本人の「副腎」に問題があるとされています。 
副腎(ふくじん)は腎臓の上にある臓器で、多種のホルモンを分泌する内分泌器の1つであり、ストレスを打ち消すホルモンを分泌しています。
しかし、体に優しい環境では、この副腎も怠けるようになってしまい、機能が低下します。
すなわち、風邪(カゼ)を引きやすくなったりと「身体の抵抗力」が低下するのです。

うつ病や適応障害と診断されている、朝起きられない、立ちくらみすることがある、何をしても楽しくない、月経前症候群が強い、物忘れがひどくなった、忍耐ができなくなった、花粉症・アレルギーがひどい、とにかくつかれやすい、毎日やっとの思いで過ごしていると言った項目で3つ以上当てはまれば、副腎疲労症候群の可能性があります。

アレルギーの場合、薬として「ステロイド剤」が処方される場合があると思います。
ステロイド剤は、副腎から分泌される副腎皮質ホルモンを補う薬なので、いかに副腎が重要なのか、そこからも分かります。

そんな、すっかりなまけてしまっている、私たちの副腎を鍛える方法があります。
それが「入浴法」です。

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花粉症に効く冷水入浴法

副腎を鍛えるには、副腎に一時的にストレスを与える、すなわち「副腎をびっくりさせる」事が有効です。
一番良い方法は「冷水浴」又は「冷水シャワー」を浴びるを入浴法があります。

温泉などに行くと「水風呂」がありますよね。
でも、私もそうなのですが、水風呂は冷たすぎて苦手と言う方も多いかと存じます。
そんな場合、自宅のお風呂場でもできる方法としては「冷水シャワー」が大変有効です。

最初から冷たい水を掛けるのではなく、まずは温水(お風呂)で体を充分に温めます。
体が温まったら、心臓から一番遠い足のつま先から、ゆっくりと冷水シャワーを掛けます。
私のように水道水の水温だと冷たいと感じる方は、最初は温水と冷水を混ぜて、辛抱できる水温(かなりぬるいぬるま湯)にして毎日徐々に慣らしていく方法が良いかと存じます。

なお、シャワーを掛ける場合には、右足→左足、そして右手→左手、下半身→上半身、肩の表と肩の裏に、最後には頭と言う順番にて、心臓に遠い場所から徐々に水を掛けて行くと、心臓への負担も軽減できます。
最初は無理しないでください。
1分程度で終了しても大丈夫です。
しかし、毎日と長い間続けていますと、次第に、冷水でも平気な身体になります。
大人で3ヶ月、子供で3週間で効果が出てくると言われています。
冷水でも平気な身体になる、これが「副腎」が鍛えられたと言う事です。

冷水を掛けるのが終わったら、温水には浸からず、そのまま上がってください。
身体を拭いているときは寒いと感じるかも知れませんが、数十分後には次第に体はポカポカと暖まり始めます。

この冷水を浴びる入浴法で期待できる効果は下記の通りです。

・アレルギー体質の改善
・アトピーの改善
・代謝の改善(ダイエット効果)
・体臭予防
・免疫力・抵抗力アップ(病気予防)

基礎体温が1度上がるだけで、免疫力は5倍高まると言われています。
免疫力が高くなれば、カゼも引きにくくなりますし、ガンなどの予防にもつながる訳でして、健康維持に繋がります。

と言う事で、アレルギーにお困りのお子様をお持ちの方も、是非、参考になさって頂けますと幸いです。

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上記のスプレー顔に吹きかけてから就寝したり、外出したりすると、結構、防御になります。
ウイルス対策にもなるのは、うれしいところです。

金属アレルギーの可能性

花粉症や皮膚のアレルギー体質の方は、虫歯が「銀歯」でないか?、ご確認頂けますと幸いです。
長年の間に、金属が少しずつ溶けて、体内に取り込んでいる結果、金属アレルギーを起こしている結果、腹痛になりやすかったり、アレルギーを起こしている可能性もあります。
正直なところ、私も、小学生の時から、銀歯をいくつか、入れておりまして、最近は、この銀歯による、金属アレルギーの蓄積で、花粉症なのかな?と、感じております。
デトックスするのには、尿から排出するのが良いので、水分をよくとるように、心がけている次第です。
もし、調理などの「鍋」にて、ステンレス製の鍋をお使いの場合には、同じく、金属成分が、溶けだしている可能性もありますので、別の素材が無難と言えるでしょう。

※効果には個人差があります。病気を患っている方は医師に相談願います。また最終的には自己責任にてお願い申し上げます。