箱根湯本にある箱根湯寮（はこねゆりょう）さんは、早川沿いの山並みに癒される箱根・塔ノ沢温泉です。
■温泉特徴
源泉名 塔之沢温泉
湯本第58号・75号・87号混合泉
アルカリ性単純温泉
成分総計 0.441g/kg
pH 9.0
加温あり・加水なし
循環あり・消毒あり
露天風呂あり
シャワーあり(節水型・水圧普通)
シャンプー・リンス別
食事提供・高い
■温泉クチコミ情報
源泉温度は43.5℃なので、若干加温するため循環式となっているが、まぁ、箱根湯本はどこも循環が多い。
しかし、箱根湯本温泉も塔之沢温泉も、成分が少ない単純泉とは言え、温泉成分の沈殿物も見られるように、わずかに灰色かかってる。
その成分が良いのか、単純泉にしては効能があり、名湯と呼ばれる由縁か？
温泉街から離れたところですので、自然に囲まれ、つい、のんびりゆっくりしてしまう。
シャワーは節水タイプなのですが、お湯が出ている時間が長いので使いやすかった。
■施設
古民家風の里山温泉をコンセプトに「箱根湯寮」は2013年3月27日オープンしました。
経営は、山のホテルや「はつはな」などを運営する小田急リゾーツですので、温泉の雰囲気だけでなく、料理などもしっかりしています。
最大の特徴としては、広さに応じて3種類の「貸切露天風呂」が全部で19部屋あることです。
全室に冷暖房完備の休憩室もそれぞれ貸切になります。
19もあるのは、箱根だけでなく首都圏でも珍しく、1ヶ月前から電話予約が可能です。
普通の温泉施設の場合、入館料＋貸切風呂と料金が2重になることがおおいですが、箱根湯寮は貸切風呂だけの利用でしたら、大浴場の方の入館料は必要ありません。
食堂があるレストランの建物、マッサージの建物など、それぞれが独立しているので、食事だけをすると言うパターン可能です。
ただし、貸切風呂に入ると、大浴場も無料になると言う事ではなく、貸切+1000円が別途必要ですが、400円割引にはなっています。
もちろん、貸切を利用しなくても、通常の大浴場「本殿 湯楽庵 大湯」の利用だけでも、里山の雰囲気満点の露天風呂も楽しめます。
本殿「湯楽庵」大湯には、リクライニング14台のうたたね房があり、映画「ローマの休日」などが無音で上映もされています。
普通の休憩室も、寝倉のように個別のスペースもあり、少ないですが漫画や雑誌もあります。
ジュース類の自動販売機は標準料金でしたので、その辺りも良心的です。
受付棟に入り、フロントで入浴料を清算すると、大浴場の建物にある靴ロッカーのカギを渡されます。
そのままカギを持って、大浴場の建物へと通路を歩いていきます。
脱衣所ロッカーは、空いている好きなところを使える方式です。
レストランは通路の途中にありますが、清算バーコードなどはないので「財布」を持参する必要があります。
もちろん、クレジットカードが使えますし、小田急OPカードのポイントも貯まります。
サウナではロウリュもあります。
※トップ画像は施設サイトより拝借。
■家族の感想
露天風呂に白鳥が舞い下りてきたのにはビックリしました。
とても、ゆっくりできました。
■訪問時料金
大人1400円
小学生700円
※未就学児は入館不可
通常営業時間は10：00～22：00
年中無休
小田急線を利用して訪れるのであれば「箱根湯寮クーポン」が駅で発売されています。
小田急線の往復乗車券と大浴場「湯楽庵・大湯」の入湯券のセットです。
なお、小田急トラベルでも「日帰りde箱根」と言うプランに、箱根湯寮の入浴と食事がセットになったお得なプランがあり、別途、小田急ロマンスカーもセットにすることが可能です。
■アクセス
電車の場合、箱根湯本駅から無料送迎バスで5分です。
歩くと21%の上り坂がまっていますので、送迎のマイクロバス利用がお勧めです。
送迎バスは10分置きくらいに出ていますので便利です。
車の場合、無料駐車場は92台となりますので、GWなどは満車になる恐れがあります。
下記地図のポイント地点が駐車場入口ですが、国道1号からは箱根湯本駅のところを入って、箱根登山鉄道のガードを超えてすぐ左へと坂を上っていきます。
道は多少狭いところもありますので、譲り合ってお願い申し上げます。
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