岩村山荘~恵那ラジウム鉱砂使用のラジウム温泉と戦国料理が名物

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岩村城を訪問させて頂く機会に、麓にある「岩村山荘」さんに宿泊させて頂き「戦国料理」を堪能致しました。

■温泉特徴

温泉ではない
※人工温泉「ラジウム泉」
露天風呂なし
シャワーあり(水圧非常に弱い・流し放題型)
リンスINシャンプー



■温泉クチコミ情報

客室のある建物から階段を下りて、一段下がってところに、人工の恵那ラジウム鉱砂を使用した浴室があります。
ボイラー能力の問題だと存じますが、シャワーの水圧が弱いと、髪の毛の多い小生は、シャンプーを十分に洗い落とせずに困るのは、ここに限った話ではありません。
なお、お風呂は24時間ですが、宿泊した夜は寒かったせいか、翌朝のラジウム温泉が水温不足でお湯が冷たく入浴困難でした。
まぁ、旅館のご家族の方もお風呂は利用されていますし、このような不具合があっても、ご愛嬌といったところです。
代わりと言う事ではありませんが、夕食を取っているあいだに、布団に「湯たんぽ」を忍ばせてくれていたり、翌朝の朝食を別の客室での提供にして頂けたりと、親しみを覚えるサービスもして頂けました。
そのようなサービス面では評価も高い旅館だと存じます。

■施設クチコミ情報

城郭を模した外観の旅館ですが、中に入ると古民家風造りとなっています。
全部で10室ほどの旅館で、すべての客室に洗面・トイレはなく、フロアにある共同トイレ・共同洗面となりますが、遠くはないのでそんなに不便ではありません。
ただし、夏は虫さんが心配かも?知れません。
客室に通されると、既に布団が敷いてあるのは、私にはありがたいサービスです。
木造のため、訪れた3月上旬は思ったより寒く、エアコン30℃設定で就寝させて頂きましたが、それで適温より少し下といったところです。
その分、前述のとおり「湯たんぽ」で翌朝までとても暖かく寝ることができました。
脱衣所は8個のカゴ式で、ドライヤーあり、フロント近くにジュース類とビールの自動販売機あります。
夕食目当てのリピーターさんも多いと言う事で、夕飯は囲炉裏の炭火焼きで頂く「戦国料理」が主体となっており、料理内容としては良い部類に入ると存じます。
朝食のご飯(お米)は、地元産のコシヒカリらしく、とてもおいしかったですし、内容もよかったですので、設備は少し問題があっても、食事は熱心に研究・工夫されている旅館だと感じます。
岩村山荘で手作り・販売しているオリジナルの「しそ味噌」と「あじめ味噌」も、当然、お土産で購入致しました。
クレジットカードは使えません。

公式サイト

※写真は施設サイトより拝借

■訪問時料金

日帰り入浴は受付していないようですが、プランによっては「0泊1食」、すなわち「昼食と入浴付き」のプランがある時期もあるようです。

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■アクセス

国史跡「岩村城」大手にあります。
道路を隔てた隣は、藩主の屋敷があった場所となりますので、まさに岩村城の一角にあるのが岩村山荘と言ってよいでしょう。

明知鉄道の「いわむら駅」からは、事前に電話で予約していれば、送迎車を出して頂けます。

旅館の目の前に無料の駐車場があり、広さも十分です。
地図はその駐車場入口を示していますので、縮尺を変えてご確認いただけますと幸いです。

冬に訪れたもので、夜間から翌朝まで「雪」の予報で、冷や汗ものでしたが、積雪は芝生に薄っすら、道路は湿潤でして、問題なく帰ることができました。
積雪状況としては、北関東の平野部と似ており、普段は心配はないようですが、運が悪ければ、積もるときは少しは積もると言う事です。
念のため、チェーンは携行しましょう。

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