箱根小涌谷温泉 箱根小涌園ユネッサン 攻略情報

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■箱根小涌園ユネッサンは温泉使用のプール

 ワシントンホテルや椿山荘の経営でも知られる藤田観光が運営する、箱根小涌園ユネッサンは2001年1月1日オープンした温泉テーマパークで、東京ドーム3個分の敷地を誇る。それまでの「湯~とぴあ」などを含めた水着ゾーンは約70の浴槽やプールが屋内・野外にあり、様々な趣向のお風呂類を楽しめる。

 それぞれの浴槽やプールには温泉が使用されており、野外では硫黄臭もかすかに漂う。ただし、加水・加温・消毒があるので、温泉とは感じにくい。
 どちらかと言うと子供向けの施設であるが、大人も楽しめるように工夫もされている。例えば、ユネッサンの「死海風呂」は、塩分濃度が濃く、水面に体が浮く。体にキズがあると塩分が染みるだろう。
 また、足の角質を食べてくれる「ドクターフィッシュ」など時期により特別な趣向のイベント浴槽もある。
 湯~とぴあのエリアには露天風呂型の「コーヒー風呂」「ワイン風呂」「酒風呂」「緑茶風呂」「炭風呂」などが渓谷沿いに点在する。ただし、どれも入浴剤の添加か? 売店でそれぞれのお風呂を再現できる入浴剤が売られており、小生も買ってしまった・・。
 コーヒー風呂では、コーヒー投入、緑茶風呂ではお茶投入など、1日数回実際に投入するミニイベントがあり、ワイン風呂では実際にワインを手に掛けてくれて、最後には頭からワインを掛けてくれるサービスもある。浴槽に記載されているイベント時間を調べて1つくらいは体験すると楽しい思い出も増えるだろう。
 カップルにもオススメできる温泉プール施設なので是非訪れて欲しい。
 ※写真は施設HPより拝借

 <特記> 湯~とぴあ は閉鎖し、新施設の建設を開始
 詳しくは当方の「お知らせ記事」をご参照願います。



■温泉ソムリエより一言

 源泉68.3℃の小涌園供給温泉を使用したテーマパークで規模が大きい。高温の源泉を冷ます為、湧き水で加水し、湯量不足を補う為ほとんどが循環・消毒し一部加温と思われる。その為、温泉成分も薄くなっており、温泉そのものを楽しむと言う泉質がどうのこうのと言う施設ではなく、設備充実による「温浴を楽しむ」と言う趣向になる。泉質などを重視する当サイトの評価としてはこの評価となるが、消毒には最新の殺菌浄化装置を用いており、大変評価できる。実際、塩素臭いもほとんどせず、頭髪や人体への影響が少ないのでとても安心だ。
 なお、大人がのんびりしたいと言う場合には「森の湯」が良い。

■施設

 箱根小涌園の温浴施設は大きく分けて屋内ブールなどの「ユネッサン」と、水着で入る露天風呂類の「湯~とぴあ」、裸で入る「森の湯」の3施設ある。ユネッサンの料金でユネッサンと湯~とぴあの両方利用可能。森の湯は別料金だが、ユネッサンとのセット券だとプラス500円程とお得感がある。
 ユネッサンはバスタオル・館内着(上着)つき。低価格の水着販売や水着レンタルもあるが持参したい。浮輪100cm以内やゴーグル使用可能。
 とにかく正規料金で入館するのはバカバカしい。JAF割引、JTB割引、コンビニ割引、新聞広告、公式HPにある割引など、割引券を利用しよう。電車で行くなら「アクセス」の欄を参考にして欲しい。
 なお、数年に1回程度施設内のどこかの厨房で「○○毒」を発生させる傾向がある為、食事は生ものを避けたほうが無難とも言える。
 入館しない人の為に、プール内をガラス越しに見える待合室もあるが、おじいちゃん・おばあちゃんと家族で出かけても、高齢者は「森の湯」、子供たちは「ユネッサン」と、別れてもお互い楽しめる施設でもあり、使い勝手も良い。
 なお、土日祝や夏休み・冬休みなどはかなり混雑。ロッカー数(約5000個)を超えると入場制限となるので、できれば朝10時までには到着したい。

■宿泊予約は 最安2800円からの 下記「楽天トラベル」からがお徳~

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■入館・退館

 入館時の手続きは、結構時間が掛かり、小生が訪れた平日でも少し並んだ。大きな荷物やベビーカーなどは預かってくれるので申し出よう。
 受付(フロント)で係員より説明があり、更衣室ロッカーのカギにもなるICチップ内臓のリストバンドが人数分渡される。なお、館内の料金支払いも、そのICチップ内臓のバンドですべて可能なので現金はロッカーに保管しておけば良い。
 入口を入り靴をビニール袋に入れて、ガウンとバスタオルを受け取って更衣室へ。
 水着に着替えたら、ガウンを着てタオルを持ちユネッサンへ行こう。ビーチサンダルはかえって邪魔になるので、なくてもOK。みんなプールサイドにタオル類を置いている。
 濡れたバスタオルは無料で交換してくれるので、係員に聞いてみよう。
 飲食物の持ち込みはできないので、館内の食堂など利用するしかないが、大部分は水着のままレストランで食事できる。
 ただし、土日祝の場合、バイキングレストランは開店したらできるだけ早く昼食を取りたい。満席になると、長時間待たされる。
 帰りの清算にはリストバンドを入れる現金の自動清算機もあるが有人フロントにてクレジットカード清算も可能。清算すると出口カードを渡されるので、改札のような所に通して退出する。

■ユネッサンへ持参すると良いもの

 水着、目薬、絆創膏、スーパーのビニール袋
 子供は追加で、浮輪(100cm以内)、ゴーグル

■子供ポイント
 2歳までは入館無料。但しオムツの取れてない乳幼児は水遊び用のオムツを履いた上で水着着用が必要。
 乳幼児や幼児向けの水深15cm程度や水深45cm程度のプールが6箇所程度あり、滑り台やボールがたくさん浮かんでいるプールもある。また小学生向けには山から池に向けて下るような滑り台などもある。
 このようにどらちかと言うと幼児や小学生向けの施設とも言える。
 浮輪(100cm以内)が使えるので、子供は浮輪持参すると良い。足ポンプ式の空気入れも置いてある。
 ゴーグルもOKなので眼病予防に持って行こう。帰る際に使う目薬も忘れずに・・。
 タオル類は無料で貸してくれる。シャワー室にはボディーソープ・シャンブー・リンス有。
 普段騒げない温泉と異なりプールなので子供も楽しめること間違えない。1日遊べて子供は喜ぶだろうが、プール内で迷子になった時の集合場所を予め決めておくと良いだろう。

■アクセス

 電車利用で東京方面(小田急電鉄沿線)からだったら、小田急の往復乗車券付き温泉クーポンがお得。箱根小涌園ユネッサン 湯遊びクーポンであれば、新宿から往復乗車券と入園料が含まれており、実質1460円前後と最大級の割引となる。小田急線の駅なら小田原駅など、小田急各駅から発着・当日購入可能。別料金で特急(座席指定)も利用できる。
 なお、箱根湯本駅から箱根登山鉄道バス利用のほうが登山鉄道で強羅を経由するよりも約20分時間短縮できる。
 徒歩での入口は地図のポイント地点。小涌園バス停から徒歩2分。
 車の場合は、駐車場は建物の裏側(地図のポイント地点)。駐車料金1日1200円が必要だが、JAF会員証提示などで駐車料金が無料となる特典がある時期もある。入口で駐車券を取り、出口で駐車券と1200円を入れて出る方式。

■泉質

 ナトリウム―塩化物泉
 pH6.9
 成分総計 1.818g/kg
 温泉特徴 無色透明
 加温あり・加水あり
 循環式
 露天風呂 △ 水着着用だが有
 混浴 △ 水着ゾーンにて可
 貸切風呂 × ただし森の湯に有
 リンス シャンプー分離タイプ
 シャワー流し放題・圧力低~高
 ベビーバス 見当たらず

 公式HP 箱根小涌園ユネッサン

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