■温泉特徴
源泉名 底倉温泉 ナトリウム-塩化物泉 (無色透明)
pH7.9 成分総計 1.475g/kg
加温なし、加水あり、消毒なし、掛け流し (ほぼ100%源泉掛け流し)
露天風呂なし
シャワーなし、シャンプー類なし
食事提供なし
■温泉クチコミ情報
宮ノ下自治会さんが運営管理している自噴源泉掛け流しの共同浴場で、浴槽があるだけの素朴な内風呂のみとなっている。
浴槽はノスタルジックなタイル張りだ。 浴室は女性2箇所、男性2箇所あり「こちらをどうぞ」と指定を受けた。
通された内湯は、浴槽は4人も浸かると満杯と言った、こじんまりした施設。カランはお湯・水道水の蛇口が1箇所だけあるが、シャワーはない。石鹸類もなし。
温泉の温度が高いので、水道水の加水で、湯温をさげてはいるが、消毒なしの掛け流しの良湯である。
施設名は、→ 豊臣秀吉による小田原攻めの際、将兵を労うために蛇骨川沿いに掘らせた露天風呂の跡である「太閤石風呂」が近くにあり、その由来から命名している。
■温泉ソムリエより一言
源泉は自噴している温泉村28号・29号の混合泉で、透き通った無色透明のお湯であるが、源泉温度69.3℃もあるので、浴槽に水道水を加水してお湯を冷ます。
源泉湯は常時供給されているわけではなく、入浴客が蛇口を捻って湯量、湯温を調節するのだが、この日は先客がおり、入浴されていた。しかし、話に聞いていた通り「熱い」。
お湯が熱い時は、掛け湯を何倍も体に掛けると良いのだが、その基本を実践しても、それでも、かなり熱かったが、なんとか胸までは浸かる事が出来た。
しかし、熱いので足は伸ばさず、手も水面から上にあげた状態で約3分間だけ、辛抱することができた。
■温泉施設情報
入口を入って、右側に券売機があるので、入浴券を購入し、受付に提出する。
また、玄関付近に貴重品ロッカーがあるので、財布類はそこに入れて、鍵を管理しよう。
脱衣所は、カゴ式のみで、ドライヤーなどはない。
簡素だが2階にある休憩室を利用する際には、100円高くなる。
受付のおばちゃんは陽気で「電車で来られたの?」だとか「午後は雨が降りそうだね」など、色々と話しかけてくれ、施設的にも人間味的にも懐かしさを感じられる日帰り温泉施設である。
■訪問時料金
中学生より 400円 、子供 300円
公式HP → 太閤湯
■アクセス
無料駐車場は3台分あるが、土日はかなり厳しく運次第。付近に、宮ノ下町営駐車場(最初の30分無料、以降30分毎に100円)もあるが、こちらも土日は大変混雑するので、箱根登山電車か箱根登山バスで訪れるのが賢明だろう。
箱根登山鉄道の宮ノ下駅から徒歩で約6分。バスの場合は、宮ノ下温泉(又はホテル前)下車で、徒歩3分。国道1号線を横断するので、注意願いたい。
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