一言特徴 | 料金・設備とも満足できる |
泉質 | ナトリウム- 塩化物強塩温泉 pH 7.2 成分総計 31.790g/kg |
露天風呂 | ○ |
混浴 | × |
貸切風呂 | × |
リンス | シャンプー別タイプ |
シャワー | 節水型・圧力強い |
ベビーバス | 見当たらず |
施設印象 | 日帰りスーパー銭湯 |
大人料金 | 中学生より 600円 朝9時までの受付は500円 |
子供料金 | 小学生 300円 幼児(4歳以上) 100円 3歳未満は無料 |
乳幼児? | 子供ポイントに記載 |
有料個室 | × |
食事価格 | 安い |
公式HP | 竜泉寺の湯 湘南茅ヶ崎 |
JR東海道本線の線路沿いにある日帰り温泉施設で、2010年4月20日にオープンした。
露天風呂にある、シルク風呂・寝転びの湯以外の富士見の岩場、壺湯、座り湯は温泉が注がれている。
露天で一番大きな岩場風呂には大きなテレビがあり、テレビを見ながら露天風呂に浸かれる。(私は、個人的には露天風呂にテレビがあるのは、湯のスペースがもったいなくて反対なのですが・・。)
露天風呂は4階と言う高所なので、ルーバーの塀越しからとなるが、海岸線から見る富士山方面の展望が素晴らしい。夜になると、平塚方面の夜景&星空も良い。
内湯の中央にはどでかい、39℃設定の軟水・高濃度人工炭酸泉がある。神奈川県では最大級の大きさとなる人工炭酸泉で「スオミの湯」でも名物となっているようだ。
※写真は施設HPより拝借
■温泉ソムリエとして一言
36.3℃の源泉が、地下2000mから毎分300Lと豊富。
茅ケ崎付近の温泉は、ほぼ塩分が濃い「強塩泉」であり、海水が混ざっていることが容易に想像できる。殺菌効果や保温効果が高い温泉だ。
加水はしていないが、加温・循環・消毒式。
近くには泉質がほぼ同じの「湯快爽快ちがさき」もあるが、こちらの竜泉寺の方が、強塩泉を実感できる。
■施設
運営するオークランド観光開発は、おもに名古屋市と豊田市でスーパー銭湯「スオミの湯」を展開しており、温泉提供する施設は「竜泉寺の湯」の屋号で営業。関東初の進出だが「竜泉寺」の名は名古屋市守山区の店舗がある地名にちなんでいるようだ。
湘南茅ケ崎店の建物前に広い平置き駐車場がある。ただし、建物内部の1階~3階部分も立体駐車場になっている。
4階が受付で、お風呂場も4階、岩盤浴などが5階となっている。
朝6時から深夜3時までの長時間営業なのも利用しやすい。
岩盤浴は館内着とバスタオルがついて、なんと300円とこれまた安い。
エレベーターで4階に上がり、靴ロッカーは無料のカギ式。券売機で入浴券を購入し、受付に提出するが、岩盤浴利用者は下足箱の鍵を受付に預けて、作務衣の館内着と岩盤浴着・大型タオルの入ったバッグを受け取る。岩盤浴を利用しない場合は、靴のカギは自分で管理。
館内には「♪ここはお風呂のパラダイス~、竜泉寺の湯」という、音楽がたまに放送される。
脱衣所のロッカーは100円返却式なので、100円玉の準備が必要。
岩盤浴は13種の鉱石類が揃う「健美汗房」となっており、全部で5室あるが、うち1室は女性専用と配慮もなされている。また、約17℃のクールダウン部屋も有。そして、時間無制限で岩盤浴を何度でも利用可能。これで、300円は非常に安い。ただし、新しい岩盤浴着などがほしい場合は、再度300円が必要。ペットボトル冷蔵ケースも有。
なお、土日などには混雑で、入館できても、岩盤浴の利用規制(発券中止)になる事もあるが、時間がたてば解除される。
浴室のシャワーの圧力は強いが、空気が混ざる方式なので、水量は少ない。
無料休憩所は畳敷き40畳で、床暖房になっている。
その他、アカスリ・マッサージ・エステ類などが一通りそろっている。食事処もなかなか美味しく頂けるが、退館時精算ではなく、館内すべてがその場での現金払いとなっている。
若年層のマナーが悪く、ゆっくり静かに過すには向かないが、サービスや設備的には、なかなか利用者の趣向を細かく捉えた内容と価格破壊とも言える低料金になっており、お勧めできる。
1階のエレベーター付近には、足洗い場もあるので、海で遊んだ後でも訪れることができるが、もちろん、水着のままでの入館はお断りだ。
■子供ポイント
内湯には子供向けの「ちびっ子湯」があり、約39.5度とちょっとヌル目で浅い浴槽になっている。
子供には親切な施設で、岩盤浴も小学生から利用可能。(サウナは中学生以上)
オムツの取れていない幼児は、内湯にある「ちびっ子湯」だけだが、入浴可能となっているのも良い。
脱衣所にはベビーベット有。
7歳以上の男女の混浴は禁止。
利用マナーが問題視されているので、注意したい。
■アクセス
新湘南バイパスの茅ヶ崎西ICから近い。パチンコマルハンの隣。無料駐車場322台。
茅ケ崎西ICの出口からは、直進はできないのが難点。帰りも直進で、湘南バイパスには入れない。
国道1号からの場合、湘南バイパスの高架下の信号を海側に入る。地図をよく見てから出掛けて頂きたい。
JR東海道本線「茅ヶ崎駅」北口より、神奈中バス「芽06」系統に乗車し「今宿」バス停下車。