箱根小涌谷温泉 箱根小涌園 森の湯  日帰り入浴可能な裸入浴温泉

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■温泉クチコミ情報

 元々は大地獄(大涌谷)に対して小地獄と呼ばれていたが、1873年に明治天皇が行幸されることになり地獄というのは不吉であると小涌谷と改名され、温泉地としての開発が始まった。源泉は約22ある。
 大きな内湯にはジャグジーやサウナもあり、他には大きな桧風呂もある。露天エリアも2段階に別れて、いくつかの露天風呂があり、それぞれゆとりを持った大きさとなっている。また、樽風呂が6程度あり、和風の大露天は箱根最大級と広く気持ちが良い。
 洗い場は場所によってシャワーの水圧が異なったが、シャンプーはリンスが分かれているタイプで、脱衣所のアメニィティーも旅館らしい充実した品揃え。男性はヒゲソリとクリームも備え付けられていた。
 ※写真は施設HPより拝借

■温泉ソムリエより一言

 源泉68.3℃の小涌園供給温泉を使用した裸ではいる温泉施設。ドバドバと結構な量の湯が注がれているので気分は悪くないが、高温の源泉を冷ます為加水し、湯量不足を補う為循環・消毒し一部加温と思われる。
 このように湯使いが悪いが、消毒には最新装置を用いており、実際に塩素臭いもほとんどせず、頭髪や人体への影響が少ないのでアトピーの子でも比較的安心と言うは評価したい。



■施設

 箱根小涌園の「ユネッサン」など水着で入る施設に対して「森の湯」は裸で入る温泉施設で、男女別になっている。
 森の湯単独の入館料金設定もあるが、ユネッサンとのセット券もある。
 ユネッサンから森の湯に入るには、一度、服またはガウンに着替えてから、連絡通路を通り、リストバンドで入退出して森の湯に行く必要がある。
 ユネッサン利用者は水着の上にガウンを着ただけで森の湯に来る方が多いが、帰る前の入浴なら、服に着替えてから森の湯に入れば、森の湯の湯上り後に、冷たくなった水着を着なくて済む。
 タオルとバスタオルは森の湯の脱衣所に置いてあり、無料で何枚も使える。
 なお、森の湯は箱根ホテル小涌園の宿泊客も利用するので、特に土曜日の夕方などは混雑して、洗い場も並ぶくらいになるが、湯船は大きいので混雑してもイモ洗い状態にはならない。
 館内の奥には畳敷きの無料休憩場所があり、軽食類も食べられるが、退出すれば敷地内に各種レストランも有。
 公式HPにある割引などを利用して訪れよう。
 2つある貸切風呂は事前の電話予約制で「ゆとり」は最大4名まで(4,000円/1時間)、「くつろぎ」は最大3名まで(3,000円/1時間)。内湯と半露天がある貸切風呂だ。

■子供ポイント

 2歳までは入館無料だが、オムツの取れない幼児は浴槽への入浴は不可。ルールは守ろう。
 裸で入るお風呂では走ったり、騒いだり、泳いだりしないよう、親がしっかり子供に注意して「しつけ」をして欲しい。タオルを湯船に入れるのも厳禁だ。
 アジアからの観光客の利用も多い為か、正直、子供のマナーが悪すぎる。騒ぐ子供はユネッサンへ。施設側や添乗員による温泉利用マナー向上作戦を期待する。

■アクセス

 電車利用で東京方面(小田急電鉄沿線)からだったら、小田急の往復乗車券付き温泉クーポンがお得。箱根小涌園 湯ったりクーポンは昼食付きプランとなっている。
 地図のポイント地点は森の湯単独利用の場合の玄関付近。
 なお、箱根湯本駅から箱根登山鉄道バス利用のほうが登山鉄道で強羅を経由するよりも約20分時間短縮できる。
 車の場合は、駐車場はユネッサンと共用で、駐車料金1日1200円が必要だが、2時間以内の出庫なら無料となる。

泉質

 ナトリウム-塩化物泉
 pH6.9
 成分総計 1.818g/kg
 温泉特徴 無色透明
 加温あり・加水あり 循環式
 露天風呂 ○
 混浴 △ ユネッサンの水着ゾーンにて可
 貸切風呂○ 電話予約制
 リンス シャンプー分離タイプ
 シャワー流し放題・圧力低~高 
 ベビーバス 見当たらず
 食事価格 高い
 料金など 公式HPにてご確認を

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